Redmine とリポジトリをひもづける
Redmine はバージョン管理システム(以下SCM)と連携することができる。今は、下記のシステムとの連携が可能のようだ。
- Subversion、
- CVS
- Git
- Mercuria
- Bazaar
- Darcs
利点
SCMとの連携での利点は下記のような感じ
- SCMへのコミットとチケットをひもづけることができる
- そのチケットに関連したコードの修正が確認できる
例えば 「チケット#7 - ボタンをクリックできません」というチケットがあるとする。普通、svnでコミットする場合にはコメントを書くだろう。たいていは下記のような感じ。
$svn commit -m "hogehoge"
これを、チケット#7 に関連するコミットだとしたら
$svn commit -m "ボタンを見える位置に修正 refs #7"
という風にコミットすると、自動的にRedmineにもひもづけられる。
$svn commit -m "ボタンの挙動を修正 fixes #7, #8 @3h"
こんな感じにすると、チケットのステータスを終了に、なおかつ作業時間は3時間というところまで反映できるようだ。そしてついでにチケットを複数指定することもできる。このように開発者はコミットとチケットの更新という二度手間を省くことができる。
また、コミットの履歴をRedmine上で閲覧でき、ソースコードの場合はその内容、差分もチェックできるため、文章でわからなかった修正内容も、Redmine上でレビューできる。