MacでVimプラグインをインストールするときの注意点

メタ情報

MacVimプラグインをインストールするとき、なぜか反映されないことがある。どうやら、ダウンロードするときにメタ情報が埋めこまれちゃっているので、これが悪さをするみたい。これはなにもVimプラグインに限ったことじゃないみたいで、なんか動かないなーとおもったらこれをためしてみるといいかも。

メタ情報の確認

ターミナルで以下のようなコマンドを入力する

$ls -l hoge.vim

すると、以下のような表示がされる。

-rw-r--r--@ 1 katsuren  staff  1448  1  3 05:56 hoge.vim

一番左に表示されている -rw-r--r--@ っていうのがパーミッション属性なのだけど、この "@" っていうやつがクセモノでメタ情報が埋めこまれてますよ、っていう印らしい。これがあるとなんかディレクトリとみなしちゃったりすることがあるみたいで、うまく動かなかったりした。


埋め込まれたメタ情報は

$ls -l@ hoge.vim

とコマンドをうつことで中身を確認できる。

-rw-r--r--@ 1 katsuren  staff  1448  1  3 05:56 hoge.vim
	com.apple.metadata:kMDItemWhereFroms	 162 
	com.apple.quarantine	  89 
メタ情報の削除

xattr というコマンドを使う。

$xattr -d com.apple.metadata:kMDItemWhereFroms hoge.vim
$xattr -d com.apple.quarantine hoge.vim

これでもう一度 ls -l@ して @ が消えてればOK。
これは、zip とか tar で固められている場合は、展開するとひとつずつやっていくのがおっくうなので、展開前に消しておくと良い。*1


Vimball

最近の Vim プラグインは、インストーラーみたいなものになって提供されていたりする。それが Vimball というやつらしい。この拡張子は ".vba" となってて、なんだかVBみたい。こいつは Vim で開いてコマンドをうてば、自分の設定ファイルに自動的にデプロイしてくれる。

$vi hoge.vba

それから下のコマンドを入力

:source %

インストールディレクト

MacLinuxでは、すべての人が利用するグローバルな設定フォルダと、自分用の設定フォルダがある。
Mac(自分の環境は 10.5.8)では

/usr/share/vim/vim72/

以下がグローバルな設定フォルダ

~/.vim/

以下が自分用の設定フォルダになる。
レンサバとかでプラグインを使いたい場合は、自分用の設定フォルダにぶちこむとよい。また、自分用のVimの設定ファイルとして .vimrc というのがある。こいつはホームディレクトリ直下にあるので、設定をする場合はこいつをいじっていくことになる。